除夜の鐘と修正会
- 除夜の鐘 十二月三一日
早いものでもう今年もあとわずかになりました。
今年は冬が来ても暖かい日が多かったせいか、正月が近づいた感じがしません。
しかし、今年あったたくさんの事を追憶すると、感慨深いものがあります。
たくさんの人が思い思いに、去り行く今年を思い、百八の煩悩をひとつずつ撞(つ)き消して行くことはすばらしい事と思います。
十二時で新年の幕開けとなり、まずお正月を寿ぐ、修正会(1月1日除夜の鐘終了後のお参り)を皆さんと、長泉寺本堂で厳修します。
皆様お誘い上のたくさんの方々のご参集をお待ちしています。
良い年をお迎え下さいますよう、お祈り申し上げます
(除夜の鐘付き希望者は、どなたでも参加できます。当日午後十一時半に長泉寺へお越し下さい)
修正会 一月一日 午前零時より
修正会とは、正月に修する法要の意味、あるいは飜邪修正(はんじゃしゅじょう)(あやまった行いを改め、正しい行いをすること)の意味ともいわれております。
どのお寺でも元旦には、世の中が平和安穏になり豊かな生活ができ、全世界の人々が仲よく、楽しく、その日暮しができるように、と祈る法要が行われます。
昔から一年の計は元旦にありといわれますように、新しい年の初めに、今日までのあやまった行いや罪けがれを悔い改め、新しい勇気と希望に満ちた第一歩を踏み出すために、まず元日のお寺詣りを行いましょう。
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