薬師如来と十二神将について


 
 当寺の本尊であるお薬師様(薬師如来像)はその名の通り「医者」を意味し、除病安楽、貴家に病難を寄せ付けず、健康に、家内をしっかり守護します。 
  十二神将はそれぞれ七千の部下を持ち、総計8万4千もの軍団を率いて、薬師如来に願をかける人の厄難を祓い、十二の大願を家族に成就させるために働いてくれる大将です。
当長泉寺の本尊薬師如来は平安時代の僧仁聞作と伝えられますが関ヶ原の戦いで本堂、庫裏、その他焼き討ちに遭い、本尊薬師如来だけ戦火を逃れてます。
  現在ある十二神将や広目天、毘沙門天などは、焼き討ち後の四百年程前に再興されたと思われます。二百数十年前に修復した記録があります。

 
 
 
 十二神将の形はは古くより制作者によって色々形、相が違っているように見受けるが、当山の十二神将の頭部は古い形の閻魔大王の冠によく似ています。
 その冠の中に十二支、即ち、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の像が作られています。(破損が烈しく、現在修復中です)
  この十二支生まれの人をその干支(えと)の神将が七千の部下を率いて共に守ってくれるのです。 (干支の説明を参照ください。)


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